過去、筆者は基本情報技術者試験に合格しています。
当時使用した参考書、勉強期間などを紹介しようと思います。
試験概要
●科目A
試験時間:90分
試験形式:四択問題
問題数:60問
合格点:600点/1000点
●科目B
試験時間:100分
試験形式:多項選択式
問題数:20問
合格点:600点/1000点
以前のコロナが流行る前までは、ペーパー式で20~30%の合格率でしたが、現在は、CBT方式(テストセンターで受験する方式)で合格率は40~50%になっています。
筆者が受験した当時は、午前試験、午後試験でしたが、現在は科目A、科目Bとなっています。
出題内容は変わっておらず、科目A⇒午前試験、科目B⇒午後試験と読み替えて頂ければ大丈夫です。
詳しくは、IPAが公表している情報を参照してください。
勉強期間
itec社のサイトには、平均勉強時間214時間と書かれています。IT初心者で200~300時間、ITの知識がある人で、100~150時間だと思います。
筆者は、入社後3か月間、ITに関する研修を受けていました。そのおかげもあり、研修後の勉強期間は約3か月程で、平日2時間×60日程度=120時間程度だったと思います。
使用した参考書/サイト
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
おすすめ度:★★★★★
豊富なイラストで説明しているため、とてもイメージしやすく、分かりやすいです。
筆者も愛用していた本で、資格対策を始める最初の1冊として、かなりお勧めできます。
ただ課題を挙げるとするならば、試験範囲のニッチな部分までカバーしきれていないため、この1冊で十分とは言えないでしょう。
基本情報技術者 午前試験対策書 (試験対策書シリーズ)
おすすめ度:★★☆☆☆
会社から支給された参考書1冊目。
上述のキタミ式では、演習量や細かい分野の対策が不足してしまうため、こちらのitecシリーズの参考書で演習量や試験範囲を補う形です。
説明は少し簡素なので、必要に応じて、用語を調べる必要があります。
正直な所、午前試験に関しては、後述の基本情報技術者試験ドットコムのサイトで、一問一答の問題が無料でできるので、そちらで良いと思います。
問題の詳しい解説が必要な方は、本書か別の参考書を使う形でも良いと思います。
基本情報技術者 午後試験対策書 (試験対策書シリーズ)
おすすめ度:★★★★☆
会社から支給された参考書2冊目。
上述に引き続きitecシリーズで、問題演習と詳しい解説がウリの参考書です。
後述の基本情報技術者試験ドットコムのサイトでは、午後試験対策は行えないので、こちらの参考書は役立ちました。
極選分析 基本情報技術者 予想問題集
おすすめ度:★★★☆☆
会社から支給された参考書3冊目。
上述に引き続きitecシリーズで、問題演習を更に行いたい人向けです。
マストで必要だとは思わないので、演習量を確保したい人が買うイメージです。
基本情報技術者 Java言語対策
おすすめ度:★★★☆☆
会社から支給された参考書4冊目。
筆者は入社後の研修でJavaの研修を受けていたので、あまり使わなかったが、内容はしっかり記載していた印象です。
基本情報技術者試験ドットコム
おすすめ度:★★★★★
無料で利用できるWebサイト。過去問(午前試験)を一問一答形式で学習できます。
筆者も午前試験対策でよく利用していました。
資格取得するメリット
基本情報技術者試験の勉強をすることによって、以下のメリットがありました。
・実務上の話がある程度理解できる
・国家資格を取得できる
・IT人材として最低限の知識を備えていると証明できる
さいごに
次は、応用情報技術者試験に挑戦してみようと思います。合格した際は、また記事を投稿します。